「投資詐欺」「ものなしマルチ」その手口とビジネスモデル:身の守り方を考える

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こんにちは!

近年、SNSやマッチングアプリを利用して「投資詐欺・ものなしマルチ」が行われるケースが増えています。

今回はその典型的な手口と特徴に関して記載していきたいと思います。
皆さまの知識の一つになればと思いますので、是非最後までご覧下さい。

投資詐欺について

投資詐欺は、詐欺師が投資の機会を提供するふりをして、投資家から金銭を騙し取る手口です。以下の様なケースが該当した場合十分な注意が必要です。

過度な利益の約束
詐欺師は通常、市場平均を大きく上回る高額なリターンを短期間で得られると約束します。
これにより、投資家の警戒心を和らげ、急いで投資をさせることを狙います。

偽の実績や証明書
詐欺師は信頼性を装うために、偽の実績や証明書を提示することがあります。
これには、偽の顧客レビューや写真付きの成功事例が含まれます。

高圧的なセールス手法
詐欺師は投資家に時間をかけさせず、すぐに決断を促すためにプレッシャーをかけます。
「何もしなければ日本は悪くなる一方だ」「今しかない」「チャンスはすぐになくなる」といった言葉が使われます。

複雑なスキームや用語
投資家が理解しにくい複雑な金融用語やスキームを用いることで、専門性を強調し、信頼を得ようとします。

初期の配当
詐欺師は最初の段階で少額のリターンを配布し、信頼を獲得しようとします。その後、さらなる投資を促し、最終的に資金を持ち逃げします。

 

ものなしマルチとは

投資詐欺は、「ものなしマルチ」と呼ばれるスキームの一形態で展開されることもあります。

※多額の受講料を払わされ、実際はほぼ中身のない内容であったりするケースなど

ものなしマルチとは、商品やサービスの販売ではなく、新規参加者からの投資や加入料を主要な収益源とするビジネスモデルです。ものなしマルチの特徴は、参加者が実際の商品やサービスを購入・販売するのではなく、新たな参加者を勧誘することで利益を得ることです。

新規参加者が支払う加入料や投資金が既存の参加者への配当に使われるため、参加者が増え続けない限りスキームは維持できません。
投資詐欺がものなしマルチに分類される場合、詐欺師は高い投資リターンを約束し、新たな投資家を募ることで資金を集めます。しかし、集めた資金は実際の投資活動には使われず、詐欺師や初期の参加者への配当に回されます。

ねずみ講は新規参加者からの加入料を直接的な利益とするのに対し、ものなしマルチは名目上の商品の販売や投資を装って資金を集めることがあります。
最終的にはどちらも新規参加者が増え続けないと維持できない不健全なビジネスモデルであり、多くの国で違法とされています。

身を守るために

投資詐欺から身を守るためには、まず投資先の信頼性を確認することが重要です。

具体的には、会社やプロジェクトの歴史、経営陣の経験、ライセンスの有無を調べましょう。また、急速な利益を約束する投資や、詳細な説明がない場合は警戒が必要です。

情報源の確認も欠かせません。
信頼できるニュースや公的機関の情報を参考にし、口コミや評判をチェックしましょう。「自分だけは大丈夫」と言う認識は危険です。
疑わしいと思ったらすぐに相談できる専門家や公的機関に相談することを心がけて下さい。

本文が皆さまのお役に立てれば幸いです!
本日も素敵な一日をお過ごし下さい。

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