こんにちは!
日々の生活、何気なく行っている行動を「有意識」「無意識」という観点から考え、どの様な行動がより良い今後に繋がっていくのか?
について、皆様の理解の一つになればと思い、記載していきたいと思います。
有意識と無意識
有意識と無意識は、心理学における重要な概念です。
有意識
私たちが自覚している思考や感情、意図的な行動を指します。
たとえば、今何を考えているか、何をしたいと思っているかなどを意識的に認識することです。この状態では、論理的な思考や問題解決、意思決定が行われます。
無意識
一方で無意識は私たちが自覚していない、しかし行動や思考に影響を与える心の働きを指します。無意識には、過去の経験や抑圧された感情、潜在的な欲望が含まれます。
これらは、夢や偶然の行動、無意識の反応として現れることがあります。
例えば、子供の頃のトラウマが大人になってからの行動に影響を与えることも無意識の働きです。
無意識の重要性と自身の言動・ふるまい
精神分析学者のジークムント・フロイトは、無意識の重要性を強調しました。
彼は、無意識が行動の多くを支配しており、心理的な問題の解決には無意識の理解が必要であると考えました。
現代の心理学でも、無意識の影響は重要視されており、カウンセリングや心理療法においては、無意識の内容を意識化することが目指されています。
「朝の歯磨き」どこから磨くか考えますか? また「靴を履くとき」右左どちらから?
日常においても、様々な行動が無意識下で決定されています。習慣であったり、癖であったりもすると思いますが、有意識の決定ではありません。
我々が意識下で行う、何気ない会話や行動判断、この一つ一つが無意識に刷り込まれていきます。
例えば、陰口を言うことが好きな人がいたとします。言っている時はストレスの発散になるかも知れませんが、無意識はどんどん汚れていきます。
またその様な人には、知らぬ間に同じような人が集まり、良い連鎖は起きないでしょう。
総じて、有意識と無意識は、それぞれが私たちの行動や思考に大きな影響を与えています。自分の話す会話を誰が一番、聞いているのか?・・・「自分」だそうです。
ご自身の行動を今一度、見つめなおしてみるのも良い機会かも知れませんね。
今回、記載させて頂いた内容が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
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